IT業界にいつつも出版業界に関わる者としてKindle、iPadの登場はとても
わくわくします。
とくにAppleファンとしては、iPadの発売はとても待ち遠しい。
出版業界やIT業界ではtwitterなどで、この話題で持ち切りですよね。
でもふと感じたんですが、テクノロジーの話ばかりが先行して、作家さんとか
ライターさんが話題から取り残されている気がします。
僕は多いか少ないかわからないけど、毎月3万円分くらい書籍を買っていて、
出版社も色々なカラーがあるし好きです。
しかし日々の楽しみを与えてくれる元を生み出す作家さんはもっと好きです。
なので以下の記事を読んで、どこか特定した範囲の事柄を批判しているような
感じに深読みされるのも困るのですが思ったことを書いてみます。
僕は仕事上、漫画家さんやイラスト書く方との接点が少なからずあります。
というか、株式会社28号というIT関連会社の他に、漫画などを取り扱う編集
プロダクションの運営に関わっています。
なので余計気になったんですが、現在、ものすごい出版不況。
昨年に引き続き雑誌の休刊も今年増えるであろうと思ってます。
もしかしたら漫画雑誌も休刊になるものが出てくるかもしれない。
もし漫画雑誌の休刊が増えれば作家さんは仕事がなくなるか、他の雑誌に
行くかになりますよね。または自分でデジタル出版をするか。
で、以下のような感じになるんじゃないかと妄想。
一番左の流れはこれまで通りの流れですね。
左から二番目は出版社主導でデジタル化。
左から三番目は今後増えるであろうと言われている形。
出版社という大きな組織に頼らずに編集プロダクションと作家がタッグを組んで
デジタルで商売する形。
出版社がスマートになると、外部にスタッフが流出する。
その中でも編プロさんは作家さんと浪花節的なところで繋がっていている方も
多いので、この三番目の形が多くなると言われているのかも。
一番右は「ブラよろ」の佐藤秀峰さんがやられているような感じかな。
雑誌での掲載もされていますが、独自配信の試みもされていますね。
で、一般的にこのデジタル化が進むことで出版社や取次、書店を介さずに
デジタル化すれば、作家さんの取り分が増えると言われてたりするようですが、
これって本当かなぁ?
先日Amazonが印税70%支払う旨のリリースを出してましたが、作家さんの生活を
支えているのは原稿料です。
昨年の夏ぐらいかな。とある作家さんさんとデジタル化についてお話をしていて、
『デジタル化が進めば今までの流通の形が変わり独自で配信することなどが可能になる。』
と話をしていたのですが、
『独自配信だと原稿料が貰えないので、とてもじゃないがすでに世に出ているものなら
いざ知らず、新作を独自でデジタル化して売るなんてありえない。なので出版社から
離れるという発想を持つ人のほうが少ないと思う。』
とおっしゃってました。
他方、その他の作家さんとお話をしてみると、原稿料がどんどん下がってきていて、
作品を書き続けることが難しくなってきているし、デジタル化を出版社がする場合での
お金の配分や権利関係が決まっていないのでどうなるか心配であるとも聞きます。
出版不況により雑誌数が減るということはコンテンツがこれまで以上に厳密な審査を
通らぬ限り掲載されなくなることは考えられます。
その場合は作家さんはデジタル化に頼らざる負えない状況も出てくるかと。
作家さん自身も原稿料が取れなくても作品を出し続けるための方法を考えないと
いけないかもしれないし、いままで通りにならないという認識を深める必要が
あるのかもしれない。
原稿料が作家さんにとって必要である半面、このまま出版不況が進めば、原稿料が減る、
もしくは取れなくなる状況に身を置かれる可能性は高く、何か代わりになるものが
いるのではないか?
漫画って、海外でも「MANGA」として通る日本の大事な文化。
作家さんがいるから、雑誌や単行本が成立している。
だからこそ作家さんを守ること、コンテンツを守ることが重要。
なのでテクノロジーの話ばかりが先行するのではなく、作家さんのこれからに
ついても議論が必要であると思っています。
先日のニュースで数社の出版社が組んで、著作権などの法改正を政府に促すような発言や
デジタル化の権利を出版社が確保するような発言もあったようですが、さすがにこれには
作家さんも反論されているようですね。
著作権、デジタル化、これから出版社や作家さんが考えねばならない事柄は多くなると
思うのですか、やはり音楽業界のように作家さんの権利を守り、販売促進の機能を持った
エージェント的な立場の企業が必要になるのかもしれないですよね。
いままでは出版社がその役割を担っていたと思うんですが、作家さんのブログなども拝見
していると、出版社との関係性が成立しなくなってきている事もあるというのも明らかな
事実。どうにかしないといけないと思うんですよね。
そういう議論に僕はどんどん参加していきたいと思っています。
色々書いたものの、僕の中でも結論は出ていなくって、知識不足なところもあるので日々
情報収集しています。
このブログを読んでくださった皆さんのご意見も聞いてみたいです。
twitter(@JunOhmizu)やブログのコメントなどでご意見頂ければ幸いです。
わくわくします。
とくにAppleファンとしては、iPadの発売はとても待ち遠しい。
出版業界やIT業界ではtwitterなどで、この話題で持ち切りですよね。
でもふと感じたんですが、テクノロジーの話ばかりが先行して、作家さんとか
ライターさんが話題から取り残されている気がします。
僕は多いか少ないかわからないけど、毎月3万円分くらい書籍を買っていて、
出版社も色々なカラーがあるし好きです。
しかし日々の楽しみを与えてくれる元を生み出す作家さんはもっと好きです。
なので以下の記事を読んで、どこか特定した範囲の事柄を批判しているような
感じに深読みされるのも困るのですが思ったことを書いてみます。
僕は仕事上、漫画家さんやイラスト書く方との接点が少なからずあります。
というか、株式会社28号というIT関連会社の他に、漫画などを取り扱う編集
プロダクションの運営に関わっています。
なので余計気になったんですが、現在、ものすごい出版不況。
昨年に引き続き雑誌の休刊も今年増えるであろうと思ってます。
もしかしたら漫画雑誌も休刊になるものが出てくるかもしれない。
もし漫画雑誌の休刊が増えれば作家さんは仕事がなくなるか、他の雑誌に
行くかになりますよね。または自分でデジタル出版をするか。
で、以下のような感じになるんじゃないかと妄想。
一番左の流れはこれまで通りの流れですね。
左から二番目は出版社主導でデジタル化。
左から三番目は今後増えるであろうと言われている形。
出版社という大きな組織に頼らずに編集プロダクションと作家がタッグを組んで
デジタルで商売する形。
出版社がスマートになると、外部にスタッフが流出する。
その中でも編プロさんは作家さんと浪花節的なところで繋がっていている方も
多いので、この三番目の形が多くなると言われているのかも。
一番右は「ブラよろ」の佐藤秀峰さんがやられているような感じかな。
雑誌での掲載もされていますが、独自配信の試みもされていますね。
で、一般的にこのデジタル化が進むことで出版社や取次、書店を介さずに
デジタル化すれば、作家さんの取り分が増えると言われてたりするようですが、
これって本当かなぁ?
先日Amazonが印税70%支払う旨のリリースを出してましたが、作家さんの生活を
支えているのは原稿料です。
昨年の夏ぐらいかな。とある作家さんさんとデジタル化についてお話をしていて、
『デジタル化が進めば今までの流通の形が変わり独自で配信することなどが可能になる。』
と話をしていたのですが、
『独自配信だと原稿料が貰えないので、とてもじゃないがすでに世に出ているものなら
いざ知らず、新作を独自でデジタル化して売るなんてありえない。なので出版社から
離れるという発想を持つ人のほうが少ないと思う。』
とおっしゃってました。
他方、その他の作家さんとお話をしてみると、原稿料がどんどん下がってきていて、
作品を書き続けることが難しくなってきているし、デジタル化を出版社がする場合での
お金の配分や権利関係が決まっていないのでどうなるか心配であるとも聞きます。
出版不況により雑誌数が減るということはコンテンツがこれまで以上に厳密な審査を
通らぬ限り掲載されなくなることは考えられます。
その場合は作家さんはデジタル化に頼らざる負えない状況も出てくるかと。
作家さん自身も原稿料が取れなくても作品を出し続けるための方法を考えないと
いけないかもしれないし、いままで通りにならないという認識を深める必要が
あるのかもしれない。
原稿料が作家さんにとって必要である半面、このまま出版不況が進めば、原稿料が減る、
もしくは取れなくなる状況に身を置かれる可能性は高く、何か代わりになるものが
いるのではないか?
漫画って、海外でも「MANGA」として通る日本の大事な文化。
作家さんがいるから、雑誌や単行本が成立している。
だからこそ作家さんを守ること、コンテンツを守ることが重要。
なのでテクノロジーの話ばかりが先行するのではなく、作家さんのこれからに
ついても議論が必要であると思っています。
先日のニュースで数社の出版社が組んで、著作権などの法改正を政府に促すような発言や
デジタル化の権利を出版社が確保するような発言もあったようですが、さすがにこれには
作家さんも反論されているようですね。
著作権、デジタル化、これから出版社や作家さんが考えねばならない事柄は多くなると
思うのですか、やはり音楽業界のように作家さんの権利を守り、販売促進の機能を持った
エージェント的な立場の企業が必要になるのかもしれないですよね。
いままでは出版社がその役割を担っていたと思うんですが、作家さんのブログなども拝見
していると、出版社との関係性が成立しなくなってきている事もあるというのも明らかな
事実。どうにかしないといけないと思うんですよね。
そういう議論に僕はどんどん参加していきたいと思っています。
色々書いたものの、僕の中でも結論は出ていなくって、知識不足なところもあるので日々
情報収集しています。
このブログを読んでくださった皆さんのご意見も聞いてみたいです。
twitter(@JunOhmizu)やブログのコメントなどでご意見頂ければ幸いです。

ブログ拝読しまして、大変感銘を受けました。
私のような拙い漫画家は、
デジタルという無限に近い媒体ゆえにお仕事を頂けているという面もあり、
また、個人でもコストに関して気兼ねなく作ったものを発表できるのはデジタル化のおかげで、
そういった側面は非常にありがたいと思っております。
しかしながら、著作権に関しては自衛手段は難しいですね…
いずれ、個人作家にかわって、著作権違反の訴訟を代行する会社などが登場するのでしょうかね。
(現実にそれが可能かはわかりませんが…)
私の知る限り、個人の漫画やデジタルコンテンツをダウンロード販売するサイト等では、
作り手の希望があればコピープロテクトをかけることは行っているようですが、
著作権に関してそれ以上のアクションは取っていないようです。
仰るとおり、漫画に関しては「販売促進の機能を持ったエージェント的な立場の企業」
が存在していないようです。
写真に関していえば、たとえば最近の例ですと、あるストックフォトの販売代行を行っているサイトで、
個人のクリエイターがサイトでダウンロード販売していた写真を、
あるWEB制作会社が不正利用していたというケースがあり、
その際はストックフォト会社がクリエイターにかわって法的な対応を行っていたようです
(被害にあったクリエイター側に何らかの支払いがあったかどうかは公表されていませんが…それでも、アクションが無いよりずっと頼もしく思えます)
漫画のダウンロード販売に関しても、企業がそのくらい毅然とした対応をとるような流れがあれば、
WEB販売への意識も変わっていくかもしれませんね。
もっとも、漫画好きにとってやはり紙媒体には、
他のものに変え難い魅力というのを感じているのも事実です。
また、紙媒体の流通をとおして、自分の描いたものが一人でも多くの方に利益をもたらすことができたら…
というのが、一つの大きな目標であり夢であるところだと思います。
書き手としては、紙として手元に置いておきたいと感じて頂ける様な漫画を描き続けていられるよう、
日々精進を心がけます。
長文、大変失礼いたしました。お忙しいことと存じますので、
レス等のお気遣いは大丈夫です。
今後とも、フレンチブルちゃんのお話も含め、更新楽しみにしております!
投稿情報: same | 2010年2 月 7日 (日) 00:49
ちょっと観点は違いますが、一言。
3年位前だったか、日本の古い漫画をデジタル化する仕事のお話がありました。紙の漫画をスキャナーして編集して、PC用と携帯用に作り直す。それをインドで。インドの会社と組んで、プロセスの検討からずっとやって・・・
結果は仮注文書をいただける日に発注元の社長さんが解任されて・・・ 残念でした。
投稿情報: タケチャン | 2010年2 月 7日 (日) 12:08
same様
コメントいただきまして、誠に有難うございます!
私も紙は大好きです。
紙の本を読んだ時の1ページ1ページめくる感覚って、小さい頃から身に
ついているものだし、読書感(?)として必要だと思ってます。
しかし紙が良いなぁと思う反面、デジタルが今後発展した時の
考えられるであろう作者、ユーザーの利便性も重要だと思っています。
出版社側だと在庫を置く為の倉庫にかかるコストとか。
ユーザーも場所をとらずにコレクションできる等など。
どちらがどれだけ必要になるかという判断は必要ないと思っていて、結果として
両方が存在し続けると思ってます。
IT屋 VS 出版屋みたいな論調もありますが、互いに潰しあうような論調ではなく
協力して利便性を追求しつつ、必要と思われるものは残す。
それで良いと思うのです。
デジタルの時代がくるから出版社は終わりとか、そういった議論もネットなどで
出ていますが、僕はそうは考えていなくて、スマートになるだけなんでは?と思ってます。
デジタルが進むと、sameさんが事例として仰られているように著作権を
ムシされたりということが多くなることも確かな事実で、早急に解決すべき問題だと
思っています。
誰がための権利なのか、どういった場合に主張できるものなのかの線引きは出版に
関与する人たちだけに留まらない重要な事項ですよね。
うやむやな状態は揉め事にもなりますし(実際揉め事多数あるようですし。。)
いま訪れようとしている構造改革は、そういった今まであった矛盾や足りない部分をなどを
正す良い機会なのではないかと思っています。
いち読者としても、色々なことが綺麗に整理されていくことを切に願ってます。
投稿情報: JUN | 2010年2 月15日 (月) 14:49
電子書籍に興味を持つ製紙業界の者です。お二人のコメントを大変興味深く拝読させて頂きました。 テクノロジーのトレンドと既得権益の死守ばかりが取りざたされる中、作者やユーザーの視点でも語ろうよ、と言うのはもっともな事だと、いや極めて重要なことだと思います。 そこから新たなルールと言うか、ビジネスモデルが構築されるのではないでしょうか。
出版業界はいうに及ばず、製紙業界でもこの度のキンドル騒動+iPadは衝撃的で、唯でさえ出版不況で書籍用紙や雑誌に使われるコート紙の需要が減っている最中、追い討ちをかけるような電子書籍化=ペーパーレス化。 みんな慌てふためいています。
でも私からすればこうなることは遅かれ早かれ分かっていたことで、あたかも黒船来襲の如く振舞う光景は滑稽にみえて仕方ありません。 この潮流には逆らう事はできないわけで、(ゼロサムではなく)共存という形で落ち着くところに落ち着くとしかいいようがありません。 むしろそれを受け止めて新たなビジネスを創造すべきだと思っております。
(書籍代に月3万円も費やす)JUNさんであれば既にお読みになったかもしれませんが、クリス・アンダーソンの「フリー」に、70年前の米国の音楽業界の話が記されていました。 詳細はそれに譲りますが、要は既得権益を守ろうとするメジャーのモデル(システム)が、今まで陽の目に当たらなかったマイナーに門戸が開かれたことによって新しい稼ぎ方を創造するマーケティング手法となってきた、と言うことです。
この考えは書籍の世界でも言えることで、かつて音楽業界が経験した(今でも?)ことが他山の石として捉えられれば、出来る編集者は生き残り、マイナーな作家さん達も恩恵にあずかれるのかなぁと思っているしだいです。
例えばオンデマンド・ブック。 電子書籍で読んでいて気に入った作品にめぐり合えば、即紙バージョンを注文とか、当たるかどうか分からない小説をお試しで電子書籍に上梓させて、掴みが良ければ紙バージョンで出版など。 この時の紙には既存のオフセット印刷用紙ではなく、新しいデジタルプリンター用の用紙が必要になると睨んでいる訳です。 製紙業界の人間としては。
さて、ご参考になったかどうかわかりませんが、どうしても一言記したくてコメントさせて頂きました。
また、25日の「電子出版を語る夜」も異業種ながら興味深い催しなので、お邪魔でなければ参加させて頂こうかと思いましたが、あいにく25日は都合がつかず、もしこの催しが盛況で第二回も開催されるようならば、是非その時には参加致したいと存じます。
投稿情報: Kim_Cruise | 2010年2 月16日 (火) 22:51
Kim_Cruise様
はじめまして。ご丁寧なコメント、誠に恐縮です。有難うございます。
製紙ではなく、印刷業界の方と以前お話する機会があったのですが、
Kim_Cruiseさんがおっしゃられているのと同じようことをおっしゃってました。
古本対策で頭を痛めていたのに、今度は電子書籍かよって感じでした。
大日本印刷が大手出版社と組んでブックオフの買収に踏み切りましたが
今度は電子書籍対策を考えなければならず、その他大手もまだ具体策が
出てきていないようですね。
大日本印刷の話で続けますと、先日のニュースで書籍の背表紙に貼り付ける
ICタグを開発し、60億円の売上げを目指すと書いてましたが、デジタル化が
進んで書籍の発行部数がより減るであろうと言われている中で、どこの出版社が
コストをかけてICタグを導入するんだろうかと興味深々ではありますが
(あえてデジタルに対抗するという姿勢なのかと推察するに)印刷、製紙、
製本、出版各社でも、まだどうしたらよいものか考えあぐねている感じは
ひしひしと感じました。
Kim_Cruiseさんがおっしゃられているように電子化については10年近く前から
言われていたので遅かれ早かれ来る現実ではあったんですよね。
それでもインターネットの進化スピード、携帯に代表されるハンディ端末の
進化がここまで速まるとは思っていなかった。
僕もIT業界に10数年いながら、前職の富士山マガジンサービスで初めて
デジタル雑誌に触れるまではあまりピンと来ていなかったのですが・・。
今日に至るまでSONYも過去に失敗し、日本でも一部の人しか興味を
示さなかったですし、デジタル化はまだまだ先みたいな感じを皆持っていた
かもしれないですね。
twitterで@mryo0826さんがおっしゃってたんですが、「電子書籍」って言葉が
独り歩きしているけど、単に既存の書籍を電子化しただけの話で本来は
新しい「デジタルコンテンツ」について語るべきとツィートされていたんですが
それについては僕も同意で、デジタルだからこそ出来る事っていうものが
あって、出版社が本気になれば新たなフロンティアが開拓される可能性は
あると思うのですが、そこまで考えが至っていない様に見えます。
私もクリス・アンダーセンの「フリー」を読みました!興奮して3日掛からずに
読破しましたw
確かに音楽業界で起きたことが出版業界にもそのままとは言わずとも来ることは
明らかですよね。ただやはり気になるのは音楽業界にJASRACがあっても、出版
業界には同様のものが無いので、やはり作家さんの権利関係の整備については
かなり気になるところではあります。
でもJASRACも色々と揉め事があるようなので出版業界に同じような組織なり
機能ができても全方位的に良い形になるとは到底思えませんが。
ネット上ではクリエイティブ・コモンズのような、二次利用に関する定義づけを
宣言できる場が今後増えてくるのかもしれませんね。
今後電子化が進むことでマイナーな作家さんに光が当たる可能性は確かに
増えることは考えられますね。ただ心配されるところがマンガの同人作品。
やはり業界の方とお話をすると、既存のプロの作品を模倣して作られているものが
多くあり、その場合においては出版社がかならず法的に動くであろうということ
でした。これは今も同じですが、より多くなってくると追っかけるのも大変に
なるので放置状態が出てくるかもしれませんね。
当然こういうものばかりではないので、いままで雑誌に掲載してもらえ
なかった作品が日の目を見る可能性は高く、デジタルでそれなりの販売数が
出た作品についてはオンデマンド印刷で単行本として販売するというのは
確実に有りうる手法だと思います。
その場合ですが、日本の書籍は海外に比べると過剰にクオリティーが高いとの
意見を聞いたことがあったのですが、今の形からクオリティを下げてでも売れるので
あれば、出す側のコストも削減できますし、比較的安価にユーザーに提供できる
可能性も増え、より金銭の流通が増えるので?と考えています。
こういった議論はしばらく続くんでしょうね。こういう議論が進む中で様々な
ベンチャーが虎視眈々と新たな事業展開を狙って動いているんだろうなぁと。
その中の一人ではありますが。。(汗
25日の「電子出版を語る夜」、色々な方々のご意見を気軽に呑みながらお聞きしたい
なぁと思って企画しましたが、盛況であれば二回目もやりたいと思います。
その際には是非ご参加下さいませ!
Kim_Cruiseさんにお目にかかれることを楽しみにしております!
コメント有難う御座いました!
投稿情報: JUN | 2010年2 月17日 (水) 15:17
Kim_Cruise様
すでにお読みになられたかもしれませんが、今、「フリー」の日本語版を監修された
小林弘人さんが書かれた「新世紀メディア論 新聞・雑誌が死ぬ前に」という
書籍を読んでますが、こちらも読み応えありで、面白いです。
投稿情報: JUN | 2010年2 月17日 (水) 15:41
タケチャン様
コメント有難う御座います!
今もあるようですがこれからも既存の本を
ひたすらスキャニングしたりなどの作業増えそうですね。
どんどん単価が下がって日本では商売になりずらい
感じもしますが。。。
またmasaさんと3人で飲みに参りましょう!
投稿情報: JUN | 2010年2 月17日 (水) 15:43